根暗OLが催眠術の体験会に行ってきた話

      2016/06/21

 

昔から、根拠のないものが苦手でした。例えば占いとか。催眠術もそうです。

 

特に催眠術なんて詳しくは知らないけどむちゃくちゃ胡散臭いし、そもそも催眠術師とかいう人が胡散臭いし、胡散臭い通り越して気持ち悪いし、なんなのあれ?どうやってお金稼いでるの?詐欺?と正直あまり興味さえもなかったんですけど、2ヶ月前、私は世にも奇妙な情報を得てしまいました。

 

 

「名古屋に、マイメロディを全身に身にまとった催眠術師がいる」

 

 

なんだそれって。

 

全身マイメロってどういうことだって。

 

マイメロの催眠術師ってそんな鋼の錬金術師じゃないんだから。君の手で遠い日の記憶を切り裂けないでしょうって。

そもそも全身マイメロっていうことは女の人……?なに?催眠術師って女の人もいるの……?

 

先述した通り、催眠術になんか興味さえもなかったというのに、その一言のせいで気がつけば、「その…マイメロの…なんかすごい催眠術師にはどこに行けば会えるの?」と聞いている自分がいました。聞くに、そのマイメロの催眠術師は、テレビなんかにもよく出ている名古屋の偉大な催眠術師の弟子だそうで、その偉大な催眠術師が行っている催眠術の体験会とやらに行けばいるだろうとのこと。なに?名古屋にそんなすごい催眠術師がいるの?つーか催眠術師って弟子を取るの?と何から何まで不思議に思えてくるのですが、だからこそ一度この目で見てこなければならないな、そもそも催眠術とやらを体験したことがないのにあれこれ言うのは違うな、と訳がわからなくなってきたので、その催眠術の体験会に参加させていただくことにしました。

 

 

 

6月某日。会場は名古屋一の繁華街、栄のとあるビルの高層階です。催眠術の体験会ってこんな栄のど真ん中で開催されているんだ…と怯えつつ、会場にたどり着くと、いました。偉大な方の催眠術師が。

白いパンツをなんの違和感なく履きこなすその催眠術師はどっからどうみてもサラリーマンではないものの、そこそこ人の良さそうな方で、あっなんだろう…ヤバいおじいちゃんみたいなのを想像してたけど思ったよりちゃんとしてる…すごい……と安堵します。参加者は私の他に4名、体験会自体は月に2~3回開催されてるとのことで、それとは別にもっと本格的な講座があったりするとのこと。催眠術、むちゃくちゃ啓蒙活動しとるやんけ…と思いつつ席でそわそわ待っていると、ピンポーンと背後でエレベーターの開いた音がして、女性がひとり部屋に入ってきました。

 

ロリータ!

 

わあ……!!!!!

すっごいロリータだ…!!!!!お人形さんみたいな顔してる…!!!!下妻物語の深キョンみたいだ……!!!!と思っていると、サイドから「こちら、女性催眠術師の方です」との一声が。

 

私は一瞬で理解しました。

 

ロリータ2

 

う、嘘だろ…マイメロの催眠術師…実在したんだ……今日はマイメロじゃなくてむちゃくちゃかわいいロリータだけどそれにしたって催眠術師のロリータってそんなハイスペックが許されるのかよ………と愕然としていると、他の参加者の人がマイメロの催眠術師に「すごい格好してるね!」と直球で声をかけていて、マイメロの催眠術師は「今日はお茶会だったので♡」と返していました。あ~~~なんかローゼンメイデンで聞いたことある~~~~と思いました。

 

 

私がハラハラしている間に参加者が揃い、ついに催眠術の体験会が始まります。今回マイメロの催眠術師はアシスタントということで、偉大な方の催眠術師が教えてくださいました。

 

まずね、たぶんこのブログを読んでくださっている人の殆どが、「結局、催眠術ってかかるの?」と思っていらっしゃると思うんです。

 

結論としては、こんなこと言いたくないんですけど、かかる人はマジでいます

 

嘘やんって思われてもほんとしょうがないと思うんですけど、理由を説明させてもらってもいいでしょうか…ほんとにね、胡散臭くて申し訳ないんだけど…

 

偉大な催眠術師は催眠術体験の前に、催眠術とはなんぞやっていうことを論理的に説明してくれたので、みんなにもまず仕組みを説明しておきたいと思います。

 

わたしはそもそも催眠術の仕組みっていうものを理解してなかったというか、仕組みとかあると思ってなくて、魔法みたいに「お前は!!!だんだん!!!眠くなる!!!!」って言ったら問答無用で眠くなっちゃう感じだと思ってたんです。でもなんかそうじゃないらしいですね。

偉大な催眠術師曰く「催眠術はスポーツに例えるとわかりやすい」とのことなんですよ。いやいやいやいやってね。わかるよ。

なんでそんなことを言うかっていうと、催眠術師っていうのはコーチとして指示をする立場で、催眠術にかけられる人っていうのはプレイヤーの立場なんですって。つまりプレイヤーがコーチの指示を聞く気があるのか?プレイヤーがコーチを信頼しているのか?そもそもプレイヤーに能力があるのか?っていうところが催眠術でもむちゃくちゃ大事なんですよ。

なんか私催眠術って、催眠術師がむちゃくちゃなパワーを持っているものだと思っていたんですけど、聞いてる感じ、催眠術にかけられる人のポテンシャルの方がむちゃくちゃ大事なんですね。偉大な催眠術師も言ってたんですけど、「万人に催眠術をかけるというよりは、一部の催眠術にかかる人をより深めていく」ということらしいんですよ。催眠術はかかる人かからない人がいるんですよ。

じゃあその差ってじゃあなんなの?っていう話になるんですけど、まず聞く気があるのか?っていうところで、「俺は絶対催眠術なんて胡散臭いものかからないからな!!!!!!!」って思って気合入れてるとかからないです。魔法じゃないので、その人が嫌なことっていうのはさせられなくて、「催眠術とかウケる!どんな感じなんだろ?このままどうなっていくのか楽しんでみよう!」ぐらいの前向きに受け入れるスタンスの人だとかかりやすいみたいですね。催眠術にかかりにいく気持ち、大事。

なんかね~、むちゃくちゃ簡単に言うとね、催眠術って男女の営みに似てる気がしますね。例えばの話ね、普通にしているときに腕とか足とか触られても別になんとも思わないじゃないですか。でも致しているときに触られるとアヘアヘしちゃうじゃないですか。やらしいスイッチ入って興奮してるから。頭と体がにゃんにゃんモードになっちゃってるから。催眠術もそういう感じで、スイッチが入れられるかどうかみたいなところありますね。

致しているときにスイッチを入れられるかどうかは、その人を信頼しているか、人の目があるかどうか、経験の有無、淫乱の素質、ノリの良さみたいなところあるとおもうんですけど、マジで一緒だわ。催眠術も。

だから理屈っぽい人よりも感覚派の方がいいっぽいですね。なんでこうなっちゃうんだろうと頭でむちゃくちゃ考えるタイプだとスイッチ入りにくい気がするよ。

 

【結論】

催眠術モードに入れるか入れないか!それがたぶん催眠術というものなんだと思う!わけわかんなくてごめん!

 

 

まあこういう感じで、この日の会は4人の参加者がいたんですけど、私含め3人がかかりましたね。

催眠術で一番簡単なのは体のコントロール、次に気持ちのコントロール、感覚のコントロールだそうで、この日の会ではむちゃくちゃなことになってましたね!みんな拳を開くことが出来なくなったり、手が引っ付いて離れなくなったり、歩けなくなったり、自分の名前を忘れてしまったり、何でもないものが好きになってしまったりと、普通に「すげーな」と思いました。まじでかかるから。ほんと見たほうがいいんだけど、人は、催眠術に、まじでかかるから。催眠術師が「手をこういう風に組んでください…爪の一点を見つめて…どんどん手の平の空気が抜けてくっついて離れなくなります……石のように固くなっていきます……はい!」とかなんかそうやってすると、「うっ…離れない…」みたいになっちゃうから。嘘やんと思うでしょ。私も思ったしちょっと引く勢いで唖然としたよ。でも催眠術モードに入れる人はなるもんなんだっていう風に理解してるよ。

この日は士業のお姉さんお兄さんが来てたんですけど、むちゃくちゃかかりやすい人たちで、自分の名前を忘れてしまって「僕の名前はミンティア・ブリーズです。」って真顔で言ってたり、ペットボトルのことが大好きになってしまって離せなくなってしまっていたので、いや催眠術にかかる才能ってやばくない……?やばくない……?と思いました。

わたしも多少かかったんですけど、どうしても人目を気にしてしまう質なので、個室とかのほうがガンガンかかれるかなと思いました。むちゃくちゃな感想ですね。かかったときの感覚としては、「全く覚えてない」って言う人もいるし、「覚えてるけどふわふわした感じ」って言う人もいる感じだったんですけど、私個人としてはふわふわした感じっていうのが近いかな…と思いました。

もちろんかからない人もいて、その人はどちらかというとどうしてこうなるのか理屈が気になっちゃうタイプだったみたいですね。本当にひとによりけりです。

 

とにかく始終和気あいあいとした楽しい会でした。そう、なんか催眠術って重々しいものではなくて、思ったよりカジュアルで楽しいものでした。あとなんか部屋に定点カメラが置いてあって、「これは透明性確保のための定点カメラです。催眠術にかけられて変なことされるんじゃないかって心配な人もいると思うので。」と催眠術の体験会ならではの心配りがしてありました。マジでヤバい会だなと思いました。

 

 

そんな感じでまとめです。今回催眠術の体験会に来て思ったこととして、自分がイメージしてた催眠術と、こうして体験してみて知った催眠術って全く違うんだなと。

だからね、来てよかったなと思いました。やっぱりいろんな趣味があって、いろんな価値観があるっていうことを知るのは心が海のように広いブスを目指す上で大切なことだと思うんです。あと普通に飲み会とかで話せるネタができてよかったです。経験という意味でも、こういう非日常を体験してみるっていうのはいいことなんじゃないかなと個人的には思っています。

 

皆さんも是非、教養のためにいかがでしょうか。

 

 

今日はもう寝ます。

 

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