地味でモサい新女子大生だった私が合コン狂になったきっかけの話

      2017/03/19

春です。入学したあの頃を思い出し、懐かしく思って今日のブログを書くことにしました。

『地味でモサい新女子大生だった私が合コン狂になったきっかけの話』なんてタイトルですが、正直派手な内容ではありません。所詮地味でモサい女子大生です。
どこにでもある地味でモサい話ですが、よかったら読んでね。

 

時はmixi全盛期……わたしは地味でブサイクな高校生でしたので、新大学1年生になった際、大学生活への漠然としたあこがれはあったものの、具体的にこれをしたい、あれをしたいなんていうことさえ想像できず、本来ならば漫研にでも入って静かで豊かな大学生活を送るような性格でした。

そんなわたしが入学式の次の日にまだ慣れない学内をフラフラしていると、学食の前でビラ配りをしている上級生がいました。その上級生は、キャッチのようにビラを私に渡しながら話しかけてきました。

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貰ったのはイベサーのチラシでした。「スパガ、スパイガールの略だよ!」と教えてくれたお姉さんに「あ、ああ、スパイガールですね!」と返しましたが、スパイガールなんて知りません。後から調べてみると東海地方のファッション誌でした。全国紙で超有名なキャンキャンなら辛うじて名前を知ってる程度だったダサい私が知る由もありません。

ときにイベサーは「今度のイベント有名人がくるよ!」と宣伝していることがありますが、マイナー誌の読者モデルや、駆け出しのDJなど、「知る人ぞ知る」が行き過ぎてる人選なのに誇らしげなところがありますね。謎の自信。

わたしはお姉さんと別れたあと、入学式で仲良くなった女の子達とご飯を食べる予定だったので食堂に向かいました。その女の子たちはみんな可愛かったのですが、良く言えば素朴で真面目、悪く言えば地味なタイプで、ファッションや化粧も私とそう大差ありませんでした。

貰ったチラシを持っていくと、前々からそのメンバーでどこかのサークルの新歓に行きたいねと言っていたこともあり「じゃあ、ここのチラシの新歓にみんなで行ってみようか!」ということになりました。

新歓当日、おぼっこい女子メンバーはワイワイキャイキャイ駅に集まりました。チラシについていた地図を読みながら会場を探し、「ウフフ楽しみだな~!あ、あそこだ!」と、入り口を目にした瞬間みな立ち止まりました。

 

様子がおかしい。

 

そう、それはクラブイベントだったのです。主催チャラサーの学生が張り切ってスーツ着ちゃう系イベントだったのです。あのビラ配りの上級生は集客が上手くいっていなかったのか、ノルマがあったのか、売上をバンバン出したかったのか知りませんが、ターゲットを広げまくり地味なピヨピヨ女子大生までカモにしていたのです。
地味なピヨピヨ女子大生達にはそんなことわかるわけもなく震え上がりました。

な、なんでスーツ着てるの…?ホストなの…???

新歓ってチェーンの居酒屋でみんなでカンパーイ!ってするやつじゃないの…???

今だと「はいはいチャラいチャラい」と思うことでも、あの頃、真面目な女子高生が茶髪になっただけの私たちからすれば「チャラい通り越してもはや怖い」です。チャラ過ぎて怖い。得体が知れ無さすぎて怖い。

そっと呟いた美佐子の顔はマジでした。

メンバー全員、得体が知れなさすぎる怯えから、店から数十メートル離れたところで輪になってとりあえず話し合います。

どうするよ…か、帰る?と困った顔の中、怯えすぎて逆に変なスイッチが入り、「得体が知れないけど、たぶん死ぬことはないんだし行ってみたい!」とバンジージャンプに臨むのと同じ感覚で言い出した私に、同調するメンバーがいました。

そう、梨沙子です。彼女は可愛いかと聞かれるとふつうですが、エロいかと聞かれるとめっちゃエロいタイプの女の子です。たまーにいるフェロモンダダ漏れ女です。なのに真面目、勉強熱心、天然、ときどきメンヘラ、最高にキャラが立っている女の子でした。数々の伝説を残す最強の女なのですが、この頃から頭角が表れていたように思います。そんな彼女も「行ってみよう!」派だったこともあり、みんなで気持ちをどうにか鼓舞し、彼女とわたしを先頭に恐る恐る店まで戻って入っていきました。

中はもう誰もが想像するクラブイベントの通りでしたが、初めてのクソチャラサーイベント、私からするといろいろな衝撃がありました。一番驚いたのは「だいがくいちねんせいです」「18さいです」この呪文を言うだけでチヤホヤされるということです。
ブスでも、地味でも、太っていても関係ないのです。初めて若さという価値を振りかざした瞬間です。水戸黄門ごっこの始まりです。

わたしが魔法の呪文を唱えつづけていると、あるボンボン医学生と知りあいました。昔よくわたしのツイッターに出てきたヤツです。その医学生とのちに付き合って、別れ際わりともめました。


別れ際のこんな意味のわからない電話にも考え込んだりしていた10代の私の可愛さ、もう二度と取り戻せないと思います。

しかしわたしが合コン狂いになった原因は、トイレカバー新調野郎ではありません。

そう、こいつら。『仕事帰りに学生イベントに潜り込んでは若くてウブな女学生を狩って遊んでいるチャラ社会人ズ』です。異常にアクティブなやつらです。正直意味がわかりませんが、元気なのでそのモチベーションだけは見習いたいところです。

こいつらに先ほどの梨沙子(エロいやつ)が引っかかり、友人のわたしも引っかかり、初めての合コンへと話が進み、たしかその合コンで、付き合ってもいないのに真顔でキス我慢選手権をしたいと表明してくるコブクロのでかい方に似ている院生を釣り上げ、「おとなって…思ったより頭良くないかもしれないな…?」という疑念を抱きました。これが若さという名の傲慢です。その傲慢な気持ちに地味だったこれまでの生活の反動と、元々持っていた『とりあえずやってみたい精神』が追い打ちをかけ、男と金と高学歴大好き合コン狂女子大生へと着実に足を進めていったのでした。

ちなみに21歳になろうとしている今は改心して仙人のようにほがらかで優しく草花を大切にする生活を送っています。そんな激カワ仙人系女子のわたしに彼氏ができないだなんて世の中腐ってる。早朝5時に文章をカタカタ打っているこちらからは以上です。

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